夏休みに入り、Orangeでは勉強や課題学習だけでなく、いつもは時間が許さずいけない所に外出する機会も多くなります。
平日のOrangeは利用児童の人数も多いため、年齢や能力、発達段階によって複数のグループに分け、全員が課題にあった活動と、楽しみがもてるよう配慮しています。熱中症にも細心の注意を払い、休憩や水分補給の声かけ、スポーツドリンクの配布などを行うようにもしています。行先については児童が希望し、課題にそったところに連れていけるように情報収集や下見なども行っています。
いつもなら友達の輪になかなか入れない子や、自分の思い通りにならなければ拗ねてしまう子も、共通の話題を持ち、集団行動の中で、自然と溶け込み、周りに合わせた行動がとれています。
時には、お小遣いを持参してもらい、昼食・おやつ・お土産を買ってもらう場面設定をすることもあります。
計算が難しい子は、職員と一緒に金額を確認し、実際にレジで精算する練習を行う機会にもなっています。
自分でお金の計算が出来る児童は、決められた金額で、どのような使い方をするのかを考えて使う練習にもなっています。
このような夏休みにしかできない機会を通して、子どもたちに様々な経験や体験、思い出を増やしてもらい、今後の生活の中で自信や友達作りに繋がることを願っています。
